
GPSウォッチを山で初めて使うなら「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」がオススメの7つの理由

PEAKS 編集部
- SPONSORED
INDEX
コスパとデザイン性の高さで人気のファーウェイのスマートウォッチ。これまでのFITシリーズは、ダイエットや健康管理を重視した機能がメインだったが、最新モデル「FIT 4 Pro」は登山やトレイルランニングにも対応。手に取りやすい4万円以下のウォッチながら、等高線入りのカラーマップでのナビゲーション機能を搭載しているというから驚きだ。しかもカーナビのように音声による案内をしてくれる便利さも装備。 地図読みが苦手、ソロ登山をしたいけれど不安、高価さゆえにGPSウォッチの導入をためらっていた山好きたちをサポート。そこで「FIT 4 Pro」を使って山を安全に楽しめるようになる、7つの理由を解説したい。
文◉ポンチョ 写真◉後藤武久
1. アンダー4万円モデルで、マップナビゲーション機能搭載

スマホの登山地図アプリの普及で、山での道迷いリスクは劇的に下がった。でもルートを前もって作成していても、山行時にはサコッシュやポケットからスマホを取り出すのがおっくうで、現在地確認をしない人が案外多いようだ。
そんなおっくうさを解消してくれるのがGPSウォッチ。手首を返せば、自分の現在地がすぐに把握でき、手軽に安全を確保できるのだ。
ただし問題がひとつ……。現在地を視認できるオフラインマップの表示、さらには多くの登山者が利用している登山地図アプリのヤマレコ、YAMAPのデータを取り込んでナビゲーションしてくれる機能は上位モデル、つまり高価なGPSウォッチのみだった。
そんな状況を一歩進めたのが、ファーウェイのFIT 4 Proだ。なんと¥37,180(フルオロエラストマーモデル)という4万円以下のGPSウォッチで、マップ・ナビゲーション機能を実現。しかも上位機種同様に5つの衛星から2つの信号を受信するデュアルGPSヒマワリ型アンテナで測位。コスパモデルであっても、現在地の精度は十分だ。


さらにオフラインマップは、ファーウェイ・ウォッチと連携する「Huaweiヘルスケア」というアプリから任意のエリアをダウンロードしておけば、等高線入りのマップを表示させることも可能。またナビ画面では作成したルートだけでなく、残りの距離や残りの上昇距離も表示されるので、ペース配分ができて、登山の安全性をより高められるのだ!
2. スマホのように音声でナビをしてくれるので、分岐見逃しの心配無用!

FIT 4 Proは日本語での音声案内機能を搭載。スマホを取り出さなくても、時刻、標高を教えてくれる。さらに時間または時間でのラップ設定をしておけば、「現在の距離3キロ、高度1224メートル、心拍数は124です」というように、登山地図アプリ以上の情報を音声でお知らせしてくれる。マップ画面を見なくても分岐やポイント、頂上までどれくらいかを想像できるので、けっこう役立つ機能だ。


また、同期させたルートのナビゲーション機能を使えば、カーナビのように分岐案内も音声でしてくれるという至れり尽くせり機能も搭載。登山中に分岐が近づくと「0.05キロメートル先、左折です」という具合。50mが0.05キロと表現されるツメの甘さはあるが、現在地を確認するきっかけをつくってくれるので、道迷い防止に有効だ。



仮に予定ルートからコースアウトしてしまった場合も音声案内がある。コースアウトの距離設定はできないが、おおむね100m位外れてしまうと案内があり、ディスプレイに「000mのずれ」とアラート表示もされる。願わくば50mくらいのズレでお知らせしてもらえるとガッカリ感が軽くてすむのだが、しかし、「あれっ?!」と感じられる分岐があったら、すぐに現在地確認するクセをつけておけば問題はないだろう。
3. ディスプレイは大きく、しかも高輝度でマップやデータが見やすい

スマートウォッチ、GPSウォッチのディスプレイは、スマホ同様に液晶だ。室内ではとても見やすい反面、直射日光下では、表示される文字や画像が見にくくなることが、これまでは弱点だった。

しかし近年はAMOLEDと呼ぶ、鮮やかでコントラストの高いディスプレイを採用。さらにFIT 4 Proは、ファーウェイのこれまでのスマートウォッチのなかでももっとも明るい、最高輝度の3,000ニトのディスプレイを搭載。山の強い光でも、はっきりと情報を確認することができる。またスクエア型のディスプレイは1.82インチの大型で、多くのGPSウォッチが採用する丸型よりもマップ情報を無駄なく表示、山仕様を感じられる。
4. タッチ操作だけでなく、ダイヤル式のクラウンで操作もラク!

FIT 4 Proは、ファーウェイが得意とするスマートウォッチ由来なので、その操作はシンプルで簡単。トラディショナルなGPSウォッチ由来だと、腕時計同様に4つボタンを組み合わせた操作となるが、FIT 4 Proのボタンは2つ。しかもクラウンと呼ぶ右上ダイヤルボタンを押すか回転させれば多くの操作が可能。登山モードで表示されるマップの拡大縮小もこのダイヤルを回転させることでできる簡単さだ。

画面をタップすると右上に拡大縮小バーが表示されるので、ダイヤルを回して好みの縮尺に調整する。

それでも操作が難しいと感じる人もいるかもしれない。そんな人はスマホ同様にタッチ操作をすればいい。画面をタッチして起動、上へ、下へ、左へ、右へとスクロールさせれば、見たい情報、機能を瞬時に表示。登山モードを起動するのだって、時刻表示のカードの隣にワークアウトなどを表示するカードを設定しておけば、3タップでできてしまうのだ!
自分が使いやすいと思える設定をするのに、どのボタン、どのアイコンを押せばよいのか確かめなければならない手間はある。けれども一度設定できれば迷いなく、直観的に使えるのがスマートウォッチのスマートさ。FIT 4 Proの操作は数あるGPSウォッチのなかで、もっとも簡単なモデルだ。
5. GPS機能使用時のバッテリー駆動は、日帰り~1泊をカバーする18時間

スマホ同様に、GPSウォッチを山で使う際に心配なのが、バッテリーだろう。モデルによっては、街で使っていても1日もたないものもあるが、FIT 4 Proは、通常使用で最大10日間、GPS使用時はパフォーマンス優先で最大18時間、省電力モードで最大40時間使用可能。
GPS使用で18時間ということは、7時間の行動時間で1泊2日は使える計算。測位間隔は広がるが省電力モードなら、2泊3日の縦走に充電なしで駆動してくれる。
今回実際に山でナビゲーション機能を使った際には、約6時間、距離約10キロのハイクでバッテリー残量は60%だった。撮影のためにディスプレイを何度も表示しての結果なので、メーカー公表のスペックどおりに思えた。

もし縦走で使用するならUSBタイプA端子から給電、ウォッチ本体にはマグネットで固定する付属コードを携帯すれば、モバイルバッテリーから充電できる。市販のQi規格のワイヤレスチャージャーにも対応しているので、スマホと同じType-Cケーブルでモバイルバッテリーを繋げたい場合は、別途購入するといい。
6. 軽量・薄型で手首にフィット! 頑丈なアルミ合金ケースは山道具的!!
ファーウェイのスマートウォッチは、洗練されたデザインが評判。FIT 4 Proもその高いデザイン性を継承。山だけでなく、街、またはビジネスで装着していても、違和感がない。


そして洗練さに反して、耐久性、強度の高さを装備していることもFIT 4 Proの特長だ。ケースは航空機にも使われるアルミ合金、細く美しいベゼルは軽量なチタン合金製。ディスプレイは傷つきにくいサファイアガラスを採用。これらを組み合わせた本体は道具感があって、コスパのよさを感じさせないリッチなビジュアルを演出している。

雨に降られたり、水場で給水する際には、高い防水性も機能する。なんと40mのフリーダイビングでも問題なく使用できるスペックを誇り、山で遭遇する水などなんら問題にしないのだ!
激しい動きにも対応する装着性のよさも秀逸。大型ディスプレイを装備しながら、重量はベルトなしで約30.4g、本体の厚さ約9.3mmと、アウトドア仕様のGPSウォッチとしてはかなり軽く、薄い。だから、装着時の違和感がない!

装着感のよさを提供するベルトは、2種類から選べる。上画像左のナイロンベルトは、3Dのざっくりとした質感で汗離れがよく、マジックテープで着脱もしやすい。右のフルオロエラストマーベルトは、ソフトさが際立ち、手首にぴったりとフィットする。ベルトによってウォッチの表情は大きく変わるので、自分好みを選べるのはいい。
7. 運動強度を表示。ペースをスピードだけでなく心拍数でも調節可能

さて、GPSウォッチは心拍計搭載がデフォルトとなっている。FIT 4 Proももちろん搭載。行動中に、任意の心拍数ゾーン内で行動できているかを通知できたり、運動強度をグラフで表示する。


これらの機能は、パフォーマンス維持、または疲労軽減の指標になる。例えば心拍数が150以上で登り続けるのはオーバーペース、逆に100以下で歩いていたら、もう少しペースアップしたい。ペースと聞くとスピードや時間で考えがちだけれども、山では心拍数を管理することが体調管理、そして安全性を高めることになるので活用しよう。とくに心拍数が上がるトレイルランニングでは、ペース管理に有効だ。


また、もしちょっと頭が痛い、息苦しいなどと体調の変化を感じたら、搭載される血中酸素レベルの計測機能を使いたい。数値が悪ければ、速やかに下山を決断。これは自分だけでなく、同行者の計測に使ってもよい。パーティー全体の安全を確保することにも、FIT 4 Proは機能するのだ。
登山以外のスポーツ、日常生活に便利な機能も多数搭載


FIT 4 Proは、山での体調管理だけでなく、日々の心拍数、さらには心電図(日本のプログラム医療機器承認を取得)、睡眠モニタリング、食事などのデータを計測・入力することで、日常生活から体調管理を行なえる機能も備えている。山の体調管理は、毎日の体調管理から始まっている。さまざまなデータを確認して、トレーニングと一緒に調整していけば、より安全で楽しい登山につながることは間違いない。
登山の記録を、次回以降のルート案内や参考に役立てよう



ワークアウトの登山モードでは、時間、合計カロリー、平均ペース、平均速度、高度、心拍数などのデータが記録される。ルートを次回以降に使うこともでき、高度は忘れがちな山の印象の確認、登山計画の指標に役立てたい。
対応スポーツモードも豊富で、ゴルフやマリンスポーツなどでも使える



登山以外にもランニングやサイクリング、さらにはゴルフなどのアクティビティに対応するモードも搭載。アクティブな日常を過ごしている人ほど、使える機能が多くあり、使う楽しみが多いウォッチといえる。
スタイルに合わせて2種から選べる

GPSモードでのバッテリー駆動18時間は、もう少し長いといいなぁというのが、テストのために2週間使いはじめ当初の感想。けれども、18時間も連続駆動時間が必要になることは1年にほぼなく、2泊3日以上の縦走に出ることも10回もない。もし無充電にこだわるならばもっと高価で駆動時間の長いGPSウォッチを選べばいい。
実際FIT 4 Proを2週に渡って使ってみたところ、ランニングなどのトレーニングでGPSを使う平日の5日間を充電なしで駆動、週末は登山やトレイルランニングでの1泊2日、または2日連続の山行や旅で充電なしで駆動、マップナビゲーションもしてくれた。これは多くの山好きが当たり前に使える、使いたい必要十分な機能を、4万円を切るコスパのよさで装備しているということ。このGPSウォッチは間違いなく山で機能し、登山者の安全をサポートする。
HUAWEI WATCH FIT 4 Pro



本体サイズ:約40×44.5×9.3mm |
重量:約30.4g(ベルト含まず) |
素材:アルミニウム合金(ケース)/チタン合金(ベゼル) |
ディスプレイ:1.82インチAMOLED(有機EL)ディスプレイ/480×408ピクセル/3000nit ピーク輝度 |
バッテリー接続時間:通常使用最大10日間、ヘビーユース最大7日間、常時点灯最大4日間 |
対応OS:Android 9.0以上/iOS 13.0以上 |
付属品:充電クレードル付きUSBケーブル / クイックスタートガイド&保証とアフターサービスのご案内 |
オフラインマップによるナビ機能も搭載、コスパ重視ならHUAWEI WATCH FIT 4もあり!




ちなみに、FIT 4 Proよりひと回り機能は落ちるが、ケースがアルミ合金製でディスプレイも同じく1.82インチ、最高輝度2000ニトの「HUAWEI WATCH FIT4」というさらにコスパ優秀なGPSウォッチが同時に発売されるという。バッテリー駆動時間は同じ、マップ(登高線表示なし)・ナビゲーション機能も搭載。もしかしたら、このFIT4で十分かも……とも思うが、判断はおまかせする。
本体サイズ:約38×43×9.5mm |
重量:約27g |
素材:アルミニウム合金(ケース) |
ディスプレイ:1.82インチAMOLED(有機EL)ディスプレイ/480×408ピクセル/2000nit ピーク輝度 |
バッテリー接続時間:通常使用最大10日間、ヘビーユース最大7日間、常時点灯最大4日間 |
対応OS:Android 9.0以上/iOS 13.0以上 |
付属品:充電クレードル付きUSBケーブル / クイックスタートガイド&保証とアフターサービスのご案内 |
HUAWEI WATCH FIT 4をチェック
SHARE
PROFILE

PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。